レディオヘッドの音楽性はどう進化したのか

本記事は、2011年2月公開の記事をアップデートして再掲したものです。

はじめに

レディオヘッドの音楽性の進化がわかるインフォグラフィック「Radiohead: A Genre」を紹介します。

レディオヘッド 音楽性 インフォグラフィック
© Jamie Alexander Gurnell

レディオヘッドの魅力

アートロック要素あり、エレクトロニック要素あり、ジャズ要素ありと、様々なジャンルを越境・融合して進化していくのがレディオヘッドの魅力。

このインフォグラフィックでは、アルバムごとに収録曲を色分けし、ジャンルでマッピングしています。

レディオヘッド 音楽性 インフォグラフィック 2

インフォグラフィックからわかる2つのこと

(1)アルバムの特徴がわかる

たとえば、1stアルバム『Pablo Honey』(赤)は、マトリクスの左上に固まっていて、インディー色の強いアルバムだとわかります。

レディオヘッド 音楽性 インフォグラフィック 3

(2)レディオヘッドの変化がわかる

たとえば、2ndアルバム『The Bends』(黄)と3rdアルバム『OKコンピューター』(緑)で左上から右上に音楽性を広げ、つづく4thアルバム『KID A』(水色)を機に右下に向かっています。

レディオヘッド 音楽性 進化

おわりに

デザインのポイントは、楽曲情報を三角のそばに書き込まなかったこと。

インフォグラフィック コツ

個別の楽曲名が書き込まれていると、そこに目がいって、全体を俯瞰する視点が持ちづらくなります。「木を見て森を見ず」の逆をいくデザイン。全体を俯瞰するためにディテールを省く、その割り切り方がいいと思いました。

レディオヘッド 音楽性 インフォグラフィック
© Jamie Alexander Gurnell

定性的で抽象的、制作者の主観が濃いインフォグラフィック。でもそれがこの場合は魅力で、音楽ガイドでも見ている気分で楽しめます。