マーク・ザッカーバーグ「新年の抱負」10年史

櫻田潤 インフォグラフィック 自主制作

はじめに

マーク・ザッカーバーグが毎年、「パーソナル・チャレンジ」として新年の抱負を宣言するようになって2018年で10回目になりました。

ザッカーバーグ 2018年 抱負

2009年のチャレンジが「毎日ネクタイを着ける」という素朴な内容だったところから、最新のチャレンジまでを辿っていくと、人間の器がどんどん大きくなっていく様子がわかります。

マーク・ザッカーバーグ「新年の抱負」10年史

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公私ともにFacebookにフォーカス

2017年に、アメリカ全州訪問を掲げた時、大統領選に立候補する布石かとも言われました(本人は否定)。

その流れでどんな方向に行くのか気になった2018年。

彼は仕事でFacebookを経営するだけではなく、個人のチャレンジとしても、Facebookコミュニティをよりよいものにすることにフォーカスすると書きました。

政府に代わる統治機構

最新の発表で、Facebookが運営する主力サービス(Facebook、Messenger、WhatsApp、Instagram)の月間利用者数はつぎの通りです。

Facebook 主力サービス 月間利用者数

サービス間の利用者重複は考慮する必要があるものの、アメリカの人口3.2億人に対して、巨大なコミュニティです。もちろん、国家が国民に提供するものと、Facebookの各サービスが利用者に提供するものの性質に違いはありますが。

『WIRED( VOL.30)』に、EUとビッグ4(Google、Facebook、Apple、Amazon)は、どちらも国(政府)という単位を越境して統治する機構という意味で、機能的に同じ存在とありました。

WIRED VOL.30

これ、たしかにそうだなあって思って、Facebookが政府に代わるものならば、マーク・ザッカーバーグはアメリカ大統領になって国家単位で統治するよりも、Facebookと傘下サービスによる越境統治の道を選ぶのが自然に感じられます。

今年、Facebookがどんな手をうって、ザッカーバーグが2019年の「パーソナル・チャレンジ」を何にするのか、一年後がたのしみです。